ステッピンモーターの動作概略 投稿者:ノンノ 投稿日:2008/03/18(Tue) 10:24 No.160
モータードライブICは外部からVrefを与えると、 内部でマイクロステップのためのベクトル化された、 サブVrefを作り出します。 (AB相のベクトル、45度の時はIC出力は70.7%、 モーターを実測すると57%で良いという説もあります)
これとモーターに正方向に流れた時の検出抵抗電圧を比較し パワーSWをON/OFFします。 ONの時はパワーFETを流れ下り、 OFFの時は逆対コイル・SWの逆接ダイオードを電源に向けて流れ上がります。
この時モーターコイルのインダクタンスと検出器の ヒステリシス、ブランキングタイムで決まる時間は 動作方向が換わりませんので、 成り行き的にON/OFF周波数が決まります。 低いときはピー、ブーとか高いときはシュー、シーとか成ります。 (規定値、動作周波数はほとんどモーターと電圧で決まる) モーターが動作するにはON/OFF(チョッピング周波数)は ステップ周波数の2倍以上でないと滑らかには成りません。
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