まずは仕組みをぐるりと確認します。
外した部品も後で使用することがあるのでなくさないように。
ハンドルを回し、スピンドルヘッドを一番下まで下げます。
上部4つのタッピングを外します。(後で使用)
スピンドルヘッドを引き上げ、横のねじで一時固定します。
ハンドルを回して、送りねじを板ごと抜き取ります。
ボックスレンチをプライヤーなどでつまみ、
ナットを取り外します。(後で使用)
ネジは逆ネジです。
ナットを外したら、送りねじを板から引き抜きます。
目盛りも取り除いて下さい。
ハンドル部のピンをピン抜きなどで叩いて抜きます。
先端を平らにした釘などでも良いでしょう。
送りねじに付いているパイプはそのまま使用します。
次が難所です。
ハンドルを、下から11ミリ位のところで切ります。
切り取ったら、元へ戻し、ピンを挿し、
ベアリング1個とPOMのカラを入れ、
先ほど外したナットで絞めます。
送りねじを上から挿し込み、
ベアリングカバーを取り付けます。(M4-15×2)
モーター取り付け柱(44mm)を取り付けます。(M4-15×4)
リミットスイッチを取り付けます。
いよいよ本体へ取り付けるのですが、
その前に、スピンドルヘッドがレールをスムーズに上下するか確認します。
まん中のねじを少しゆるめた状態で、手を離せばスピンドルヘッドが落ちる程度のゆるさです。
スムーズでない場合は調整をしておきます。
本体へ送りねじを回しながら、定位置まで移動させます。
そして、先ほど外したタッピング4本で取り付けます。
モーターをモーターベースに取り付けます。(M3-10×4)
カップリングを取り付けます。
取り付け位置は、モーターベースとカップリングの底が
つら位置になる位です。
モーターベースを柱に取り付けます。(M4-18×4)
カップリングを送りねじに固定します。
カップリングはオレンジの部分が4mm位見える様に
取り付けます。
ハンドルの切れ端にあたる位になると思います。

これで取り合えずZ軸は完成です!!
Z軸
製作手順 1
CNC化 部品セット
CNCはとても危険なおもちゃです。
個人の責任の元で改造をして下さい。
私共では一切の責任を持ちません。

ネジの締めすぎには注意してください。
プロクソン マイクロフライステーブル

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